Tとのその後

こんにちは♡

先日のながーーーい記事で、Tに手紙を送ったことをお伝えしましたよね！

今日は、あれからどうなったのかを書きます！

私が手紙を出したのは、GWが終わった直後、久々に郵便局からエアメール！

タイミング良く連絡をくれて、Tが故郷へ帰ることを教えてくれたS。

Sが言うには、Tがドイツへ帰るのは５月１９日頃（ちょうど蠍座満月だった）。

Sって本当にいい奴で、その当日「Gambatte!」とエールをくれた。

NZで優しい心の友に出会えて幸せ！！

１９日当日、私は若干緊張していた。

あの時７枚もの膨大な量の手紙を書いて。

しかも、夜中に書いたもんだから、後から読んだらなんかすごい甘い感じになってたと思う（夜中に歌詞書いて翌朝読み返したらなんじゃこりゃ！！ってなるあの感じ、伝わりますか？笑）。

そう思いながらも、せっかく頑張って書いたし。。と、そのまま送った。

１９日の蠍座満月を仰ぎながら、「出来ればTも、昼間じゃなく夜中に読んで欲しい」と切に願った。笑

しかし、翌日になってもその次の日も、何事もなく過ぎていった。

連絡先をもう知らなかった（１１月にケンカみたいに終わって連絡先を消したんです）ので、手紙に私のあらゆる連絡先を３つくらい書いた。

でも、もしTが私のことを憎んでいてもたとえ嫌いだとしても、Tの性格上絶対に無視することはないと確信していた。

Tはそういう人じゃない。

人の心がちゃんとわかる人だから、誠心誠意を汲める人だから。

私は彼のそういうところを、人としていつもリスペクトしてたんだから。

もし仮に私の気持ちが理解できなかったとしても、無視だけはしないだろうと。

今何も返事がないのは、きっとまだ読んでない証拠だ、と。

そして時は流れ。

スマホの画面で彼の名前を久々に見ることになったのは、あれから８日後だった。

「返事が遅くなってごめんね、今自宅に帰ってきて手紙読んだよ。びっくりしたよ！」

起きてすぐにその文章を見た私は、まるで芸能人からのメッセージを読んでいるみたいな非日常感を味わった。

本物のTから返事が来たーーーーーーーー！！！！←本当にこんな感じでびっくりした。

でも、ここまでの文章ならTじゃなくても書けるだろう。

まだ本人かどうか疑えるレベルの文章だ。

続いて読むと、

「でも今（夜中）、僕は最高に眠い。

今から寝て、明日起きて再度読もうと思う。

とにかくありがとう。」

うわーーーー本当に本当に本物のTだーーー！！！！

この、３６０度どこからどう見てもTの文章に私は猛烈に感動していた。

まず、

眠いならとりあえず寝て、明日の朝じっくり読んでから改めて返信しません？

多分めちゃくちゃ突然で混乱だし。

帰ったら私から手紙きてるとか、１００％予想してなかっただろうし。

でも、このタイミングでまず連絡をくれたところに彼のすべてが詰まってるんですね。

きっと、私がどんな気持ちでこの手紙を書いたのか想像してくれたんだろう。

そしたら、なるべく早く連絡しなきゃと、思ってくれたと思うんです。

離れてもわかる、Tっていう人はこういう人。

この文章を読んだ直後、なんだかいろんな感情が溢れて止まらなかった。

無事に手紙はドイツへ渡ったんだと、とにかくほっとした。

９９％翻訳を使わず、日本語で話してるかのように英語で書いた手紙。

多分（いや、明らかに）文法も間違ってるし、読みづらい手紙だったと思う。

私も、ちゃんとかしこまったり、正しい文章を書かないとうまく伝わらない相手なら翻訳使った。

でも、私は賭けた。

それは、数か月Tと私が向き合った時間にある。

たとえ文法が間違ってたとしても、彼ならその奥にある私の気持ちを拾ってくれると（ぐちゃぐちゃの文章７枚も読む身になれって感じですよねほんとに）。

いったいどんな返事が返ってくるか、まったくの予測不可能の状態（間柄）で書いた手紙。

何の安心感もないまま、ぐらぐらの橋の上で書くような物だった。

あれから３日後に、改めてTから連絡が。

Tはたくさんの言葉をくれたけれど、こんな感じ。

「改めて、手紙ありがとう、全部読んだよ。

Natsumiからの手紙で、本当にびっくりした。

僕はこれからもう二度とNatsumiには会わないだろうと思っていたから。

きっと君も同じように思っていると思ってたから。

今、自分がどう思っているのかを３日間ずっと考えてた。

でも、わからない。

だって僕たちは、離れてた７か月の間のお互いを知らないから。

僕は、NZで出会って一緒にいた時のNatsumiが大好きだった。

でも、７か月経った今、きっとお互いに変わっていると思う。

どんな風に変わっているか僕は知らないから、今はなんとも言えない。

こんな返事でごめんね。

Natsumiにとっては不十分な返事かもしれないけれど、これが僕の気持ち。

でも、今こうやって連絡が取れるようになった。

この先お互いを知っていけば、また再会できる日がくるかもしれないね。」

THE T、１００％。

これ以上ないくらい、T１００％の気持ちをもらった。

どの文章をとっても、TがTで本当によかったと思えて思わずほっとした。

私はこんな手紙を誰かに送ったことも、よくわからない返事をもらったのも初めてだった。

だから、こういうときに何て返していいか本気でわからなかった。

なんなら、お互いを知っていこうというけれど、一体今何のどんな話をすればいいかすらもわからなかった。

どんなテンションで？何の話を？？？

それからというもの。

私は一つの決意した。

「毎日Tと連絡を取ろう！」

普段、誰かに自分から連絡することがほぼ皆無の私（もちろん用があればするけど）。

他愛のない会話をメール等ですることはもう本当に珍しすぎて、もはややり方がわからない。。笑

そんな私が、自ら毎日連絡をすることを開始して続けてみた。

特に感想を求めるわけでもない写真をネタに送ってみたり、仕事や旅の話を聞いてみたり。

はじめの一週間くらいは、Tの反応が薄すぎて塩すぎて。。

今すぐ強制終了ボタンを押してしまいたくなった！！！

こんなに興味なさそうなのに、なんで私はそれに更にかぶせて質問しちゃってんだ。。

スタンプだけとか、会話が続かなかったりとか、そんなのザラ！！！

こんな思いをしながら連絡し続けたのは、私の人生史上初だった。

「今年は、普段しないことを選ぶとラッキーが！」

をモットーに掲げて生きてはいるけど、こんなにも自分にそぐわないことをするとしんどすぎることが初めてわかった。

ずーーーーっと休みなしで、山頂が見えない登山を続けているような感覚なんだなぁ。

”今までに私にアプローチしてくれた人たちは、こんなにしんどい思いをして私に連絡をくれてたのか。。”

なんて、骨折り感覚に初めて気付いたり。

本当にごめんなさいでしたの懺悔の気持ちです。

逆の立場になってみると、相手の心境がわかる。

こんなにしんどいし、相手の気持ちもわからないし、もう辞めてしまいたい！

けど、毎日連絡を取ると決めたんだ私は！！

しないで後悔するより、して後悔した方が絶対にいいに決まってる！！

てか後悔なんぞ絶対しないんだ私は！！

連絡を取り始めて１週間を過ぎた頃。

Tの反応に変化が現れ始めた。

彼は、私に質問をしてき始めた。

小さなことも含めて、いろんなこと。

そして、

「I still like you」

と言ってくれた。

私はこの濃度がいかほどかわからないけれど、

自分の気持ちに正直なTが言ってくれてるんだから間違いはないだろう。

７か月ぶりに連絡を取って、空白の時間を取り戻すような期間を過ごしてる。

日に日に、一緒にいた頃の自分を思い出して来てる。

きっと彼も同じ。

Tはびっくりするくらい、私のことを覚えてくれている。

ほんの些細な行動も、言動も、私が言ったことを覚えていないような小さなことも、私の家族が好きなことや本当に小さなことまで。

それくらい、あの時じっくり私の言葉に耳を傾けてくれていたんだなぁ。

と、時が経って見えることがたくさんで。

NZにいた頃、「私がいないから、観葉植物がほとんど死んじゃったんだって。。」と嘆いていたのを覚えてるんでしょうね。

彼はことあるごとに「Natsumiの息子たち（観葉植物）は元気？」「Natsumiのガーデンはどう？」って聞いてくる。

元気ですよーーー♡

ぐんぐん育ってますよーーー！！

Tはお花やガーデンはもちろん、美しい自然が大好き。

私ね、思うんです。

今私が感じていることたちは、行動した後の今の私でしか感じることが出来ないってこと。

例えば、NZにヨーロッパからTが舞い戻ってきた時。

シンガポールでTと再会した時。

もしあの時、すんなりそのままTと一緒にいるって道を選んでたら。

あの時ニコちゃんから連絡がこないで、よりを戻してイタリアに行ってなかったら。

絶対に今の状況はなくて、今感じてるこれらのことにはまだまだ出会えてなかったなぁって。

あの頃のように、与えられるだけの状況に甘んじていたら、今貰ってる学びは絶対になかった。

今思えば約３３年間の間、恋愛の場面で私から惚れたことや（本当に惚れにくい）、なんなら告白したことがない。

いつも相手の想いを受け取っている受け身の立場だった。

自分から選ぶってことをすると、こんなに楽しいんですね！！

自分の言葉に責任を持つし、そこに初めてjoinできたんだなぁって。

いつもどこか「お客様体質」なところがあった私にとっては、この経験は大きなステップなんです！！！

こんな風に「どうしてもこうしたい！」と、周りの状況を顧みず自分発信で動くなんてこと、考えたこともなかった。

こんな風に、逆の立場になって人の気持ちを理解できる経験をさせてもらえたことに感謝。

おかげさまで、一つ一つの小さなことに気付けたり、小さな幸せみたいのを感じられるようになった。

７か月ぶりに連絡を取り出してから、もうすぐ３週間。

すっかりリズムを取り戻しつつあります！

Tから連絡がくることも全然あるし、もう頑張ってこうしよう！じゃなく、自然な流れで連絡を取っている。

これが恋愛なのか？はよくわからないしそんなことどうでもいいんですけれど（カテゴライズしなくていいって意味）。

Tが元気で本当によかったなぁってことです！

私もTも、最近の自分の写真を送ったり電話すらしてない。

そこにわくわくがあるんだ！

わくわくポイントわかってるなーー（彼は無意識だろうけど、笑）！！

よし、こうなったら意地でも実際に会うまで写真とか送らないし電話もしない！笑

どうなるんでしょうねほんと（ここにきて突然の他人事！笑）。