倒れちゃったー！

この間、ニコちゃんの仲間たちと一緒にディナーへ出かけました。

毎週末、誰かしら友だちと会えるっていい環境だなぁ。

ディナー前に、ニコちゃんと２人でお気に入りのカフェ兼バーでワイン。

ニコちゃんに任せておけば、おいしいワインに出会えるのでありがたい♡

近所、どこに行っても誰かしら知り合いにあうというアットホーム感！

しかし名前はまったく覚えられないのですよ。笑

そうこうしてたらみんな合流！

ミラノに住んでる、Sの彼女Jも初めまして！

カップル３組６人揃ったところでいざレストランへ♡

このレストランは、昔お城だった建物が生まれ変わって出来ています！

すっごい雰囲気がいいし、人気店で予約が取りづらいところを何とか予約してくれてたみたい。

ありがとう♡

ほとんどが英語できるメンバーなので、私も楽な思いをさせてもらえました♡

そうそう、イタリアでは

「乾杯！」

を、

「サルーテ！」

もしくは、

「ちんちん」

と言います。

・・・笑

ちんちんて！！

何くわぬ顔で「ちんちーん」って言ってるのは、日本人からしたら滑稽に映りますよね～笑

山でのパーティーの時にそれを教えたら、みんな爆笑。笑

「Natsumiと乾杯する時は、サルーテ！の方にしよう。笑」

って言ってくれたけど、お構いなくだよ！！笑

さすがは人気店！

どれもこれも美味しくって、見た目も素敵だし、幸せタイムでした♡

写真ほとんどなーい！

ネギ（スプリングオニオン）は生で食べるのねー！

ってか、イタリアにネギがあるのが驚きでした！！

塩・オリーブオイル・バルサミコを混ぜて、それにつけていただきます♡

ニコちゃんの家庭でもこの食べ方するけど、美味しいんだよね～♡

野菜丸ごと食べると、身体がスッキリする！！

で、美味しいサラミやプロシュートなんかもいただいて。

ってか、食べたら次々運ばれてくるし、もう本当にボリューミー！！

そんな感じで楽しいひと時を過ごしていたんです。

そしたら急に、目の前がチカチカしてきて。

何ていう？テレビがちょっと接続悪くなってノイジーになる感じ。

しかも、ちょっと白黒になってる気がする。

「だーりん、大丈夫？」

って、時たま聞いてくれるニコちゃんの声もだんだん遠くなってく気がする。

↑レディースデーが重なっていたので、もともと体調あんまりよろしくなかったのです。

でも、ちょっと時が経てばよくなるかな、気のせいかな、って思いながら、水飲んでた。

・・・

気付いたら、私は床の上に倒れていた。

ニコちゃんが私を支えながら声をかけてる。

ニコちゃんだけじゃなく、周りの人みんなが私のまわりを囲んで起こそうとしてる。

え？？？

私、倒れたの？？

自分のことなのに、自分のことに驚いてた。

無性に気分が悪くて頭が痛くて、

「外に出たい」

って言って、１つ下の階のドアから外のテラスに出させてもらって。

ニコちゃんが支えてくれていたけど、階段降りるのが本当にしんどかった。

店員さんが椅子を用意してくれて、３つ並べて横にならせてもらった。

冷たい外の風に吹かれて、しばしゆっくりした。

何が起きたんだ？？

まさか、自分が倒れるなんて思ってもみなかった。

しかもみんながいる前で。

恥ずかしいったらありゃしない。

そんなことを思っていたら、異様に泣けてきて、涙が止まらなくなった。

ずーーっと私の横にいてくれるニコちゃんに

「ごめんね、迷惑かけて本当にごめんね。」

ってずーーーーっと泣いてた。

申し訳なさすぎるし、やだこの状況！！

みんなで楽しくお食事なのに。。

そしたらニコちゃん、

「ごめんはナシだよ、ぜんぜん必要ないよ。

それより何が欲しい？今、どうしたい？」

と言って、ひたすら私を介抱してくれた。

周りのみんなも、本当に心配してくれて、

声をかけてくれたり、泣きじゃくる私に笑顔をくれたり、

砂糖水を作って飲ませてくれたり。

本当に申し訳ないねぇ。

そして、本当にありがたいねぇ。

実はニコちゃんは、ディナー中もずっと私の顔色がよくないのを気にかけて見ててくれてたみたい。

なんか、私の口に手を突っ込んでなんやら、って言ってたけど（謎）

その記憶まったくないんだよね。。

結構な時間、夜風に当たってたのでだいぶ回復してきて。

気分もだいぶ良くなった。

席に戻って、みんなに大丈夫だよ報告して。

結構終盤だから、最後までいようと思って戻った。

それでも、やっぱり気分悪くて２回トイレに立って。

心配したニコちゃんは、トイレの中までついてきてくれるという介抱っぷり（もはや介護）でした。笑

リバースしてないけどね。

多分、いや、ほぼ確定で貧血だと思います。

ワインなんて１杯半くらいしか飲んでないし、全く酔ってなんかなかったし。

それと、ちょうど満月のパワーがすごかったです。

それと、もともと古いお城なのもあり、結構パワー強いとこにいたのもあるかも。

色んなことが重なって、倒れちゃったんだろうと思うんですね。

家に帰って、ニコちゃんが１番に何をしたか。

マンマに、超大ごとのように報告していました。

（心配かけるし、そんな大げさに言わないで～！！ってくらいの勢いで。。笑）

そしたら、マンマもめちゃくちゃ心配してくれて。

二人して、

「明日病院に行こう！！」

って言ってくれました。

私が、今保険持ってない（つまり実費）ことを伝えると、

「そんなことどうでもいい、家族だもん。

Natsumiの身体が大切なんだ。

病院行こう！！」

って言ってくれて。

なんてありがたい家族を持ったんだろう私。

翌日、私の体調は元に戻りました。

ので、私が断って結局病院には行きませんでしたけど。

血圧測ったら正常だったし。

数日間、私の顔を見るたびに大丈夫か聞いてくれて（１週間以上経つけど、ずっと聞いてくれます）。

ニコちゃんは、気にかけていたのに気づけなくて悔しいって言ってて。

ノンナ（おばあちゃん）やパパたちまで心配して病院をすすめてくれて。

まるで、本物のというか、ずっと前から家族だったみたいに接してくれて。

もう。

本当にありがとうございます。

こんなあったかい家族の一員になれて。

私、本当に幸せです。

あとがき

ニコちゃんは、家に帰ってからも、翌日に至っても、トイレの中までついてきてくれました。笑

よっぽど心配してくれて嬉しいけど、恥ずかしいから出てって欲しいような。。笑

おかげさまで、今はもうなんともないです！

これからは、気のせいだなんて思わずにちゃんと伝えよう。