Bye Bye、この町。
えー、突然のお知らせです。
私、本日オーストラリアを去ります。
今、絶賛バスでの空港移動中!
いや〜初めて海外の夜行バス使ったんですけど、ここで気付く、
「日本の夜行バスは最強クラスのおもてなし」ということ!!
私、以前東京行くのにしょっちゅう夜行バス使っていて。
どんな日本の格安夜行バスだとしても、こっちのバスには圧勝します!!笑
日本だと、乗ってから電気を消灯する前に
「間も無く消灯します」
休憩も、だいたい何時頃どこでとるかを教えてくれる。
当たり前ですが、何もありません。
あるわけありません。笑笑
そして、バスがボロいのか、とにかくバスの音がうるさい!!
だがしかし。
こんな満点の星空を拝める夜行バスは初めて!!!
なーーんもない道を、ひたすら進んで行きます。
月と星と木々だけ。
それを、カーテン開けて何時間でも見ていられました。
たまに流れ星流れるんですよ、こんなに月明かりが明るいのに!!
超贅沢!!
とっても幸せな気分になりましたし、醍醐味を味わいました♡
そうそう!!
何故去るのか??
この理由を語ろうもんなら半日かかるので、ちょっと短めにします(当たり前や)。
そして、とてもナイーブな箇所なので、この公の場ではすべて語ることはできません。
ここにきて、ちょうど1ヵ月。
半年ぶりに、念願叶ってニコちゃんに会えた。
二人とも、本当に待ちわびて待ちわびて、遂に再会することが出来た。
普段ここに書いている内容は、もちろん皆さんの貴重な時間を使って読んでいただいているので、
日常の、出来るだけ楽しい部分や伝えたい部分にスポットを当てて、切り取って書いています。
なので、当たり前ですが、ここに書いていることだけがすべてではありません。
断じて嘘はありませんが、”すべて”ではない。
2~3週間目くらい、結構喧嘩していて。
お互い言いたいことを言ったらすっきりして終われるので、喧嘩はいいんですが。
この人ね、皆さんご存知の通りよくキレます。
決して私には怒らないけれど、見ていていい気分はしないし、私は怒ってる人を見るのが嫌です。
ただ、喧嘩がヒートアップしてくると、私に対しても身振り手振りが派手なアクション俳優になります。
そして、火に油を注ぐような発言も多くて。
で、そのキレて私に勢いよく話をしてきた時。
私はとっさにトイレにこもって
「あぁ、悲しいな。」
って、何か糸みたいのが吹っ切れちゃったんです。
↑このトイレのシーンが、これからの私につながるのです。
もちろんこれだけが理由ではなく、この場面に行き着くまでに既に小さなことが積み重なってました。
彼は、私が嫌だといったことを何度もやっちゃったり、同じ約束を何回も破ったり、ああいえばこう言い続けたり、
致命的だと思ったのは、ここにいるほとんどの彼の友達を好きになれなかったこと。
大切な人の友達ならたいてい好きになれるのに、全くそぐわなかったんですね。
もちろんこれだけじゃない。
でも、自分の周りにいる人って、その人の鏡だから。
その人の投影です、周りにいる友達って。
そして何より、私はこの町が本当の本当の本当に(3回も言いましたよ)、好きになれなかった。
人、環境、雰囲気、
どれをとっても、全く好きになれなかった。
いや、ちょっといいように言ってしまってる。
この町が本当に嫌いだ。
私みたいな感覚人間にとって、これは色々まずいぞ、と。
「嫌いな環境に身を置き続けるなんて、全然私らしくないやん」
って。
こんな思いをするために、私は日本から飛び出してきたわけじゃない。
彼はいいお金もらって働いてるから、ここを去るのはもったいないしそれは本望ではないと思ったし。
でもね、
「この町を去った後、どうしたい?僕は一緒にイタリアに来てほしい。」
と聞かれた時、
まっっったくそのイメージがわかなかったんです。
今、私はここに住んでいて。
家賃も食費も、ここへの飛行機代だってすべて彼が出してくれている。
私は何も払わなくて良くて、それで彼を送り出しておかえりを言う。
姫か!!!
そんな毎日でした。
そしてきっと、イタリアに一緒に行けばまた彼は、今と同じように過ごさせてくれるだろう。
でも。
私の魂は、それじゃ退屈すぎてしまうんだろうと思います。
決して「働きたい」わけじゃない。←笑
なんなら、働かなくていい(オーストラリアでは働けない)、今の環境って超贅沢だし、それを用意してくれた彼には感謝の気持ちでいっぱいです。
この生活がぴったり体にフィットしてる人だっていると思うし。
私も、もしかしたら、もしこれが大好きなギリシャでなら「最高♡!」って思ったかもしれない。
でもこれは、オーストラリアで起きた出来事で。
”イマココ”
で起こってる事実で。
とっさに私がとった行動から、新しい世界ができ始めて。
勢いよく、去ることになったわけです。
この、決定に至るまではほんと、じっくり考えたり感じる努力をする方だと思っているので。
だからこそ決めたあとは、誰がなんと言おうとブレない、厄介なまでの頑固者です。
この状況になってから変えるなんて、無理なんです。
変えられる程度の決定なら、決定に至ってません。
ニコちゃんのことは、一周回って(それくらいぐるぐる考えた)とても大切な人です。
というか、前世できっと親子だったんですよね。
もちろん私がお母さんでニコちゃん息子ね。
だから、彼がどんなに甘えてこようが、散らかそうが、キレようが(笑)
「もー仕方ないなぁ。」
で終われてたんですね。
(もちろん注意しますよ、お母さんのように。笑)
私は、ニコちゃんの前ではドラえもんだった。←ニートのドラえもん。
でも、ほんとは私は、のび太くんなんです。←胸を張って言えることではない。笑笑
これは、私の家族や近しい昔からの友達に聞けば丸わかりでしょう。
「甘やかしてほしい!」
私たちは、お互いが甘やかしてほしいと願うタイプだったんじゃないかなーって。
おかげで、ちょっとのび太が成長出来ました。
チャーハンを「おいしいおいしい」言って食べてくれるので、これだけはスキル上がりました。笑
本当に本当にありがとう、ニコちゃん。
そして、突然勝手でごめんなさい。
あんなにぼろっぼろに泣いてる男の人、人生で初めて見た。
一切私を責めずに自分を責めてたニコちゃん。
もしもふかーーいご縁が続いているとするなら、この先の未来でも会える。
本物ならまた会える。
さて、とりあえず空港へ向かいます。
この町でも友達が出来、それは大きな収穫でした!
さて私、オーストラリアの次はどこへ向かうでしょうか??
空港で記事を書くことができたら更新します!!
もし更新遅れても安心してくださいね!