とんでったパンツ (まさかの続編)
えーーー、
続編にする気なんてさらさらなかったんですが。
前回のとんでったパンツ事件。
つづきが出来てしまいました。
なんと今日。
パンツが帰ってきました!!!!!
4着!!!
めっちゃ奇妙な物語でしょ~??
やっぱこの人、持ってるよねーと、つくづく実感。
ニコちゃんがノーパンで出勤した後すぐ、私はラスト1着の脱ぎたてほやほや貴重パンツ(言い方な)と自分の洗濯物を洗い、また同じ場所に干しに行った。
乾いてくれたら、少なくとも1回はキレずに済むなと思ったから。
で、翌日の今日。
お昼頃取りに行ったら。
「ん?あれ??」
やたら見覚えのあるパンツが4着。
普通に干してある。
え??
嫌がらせ???
昨日、くまなく探しても見当たらず、あんなに恋焦がれたニコちゃんパンツが、ふっつーーーに干されてるんですよ。
思わずサササッと取り込み(もう逃がさんぞの潜在意識、多分)、でもなんとなく写真撮らなきゃいけない気がしてパシャリ。
(何の需要もない画像!すみません!!)
しかもかなり謎なのが、私が昨夜干したラスト1着の分だけがまたなくなってて!!
ま、私としては5着中4着返ってきたので上出来!!なんて思ってたんです。
そっこー部屋に戻り、
「ねーねー、どうしても言いたいことがあるんやけど、聞きたい???」
と超もったいぶりながら、
「戻ってきたよ、パンツ♡」
戻ってきたと聞いた瞬間、ニコちゃんの顔が「ムフッ」ってなったのを私は見逃さなかった。
しかし、今日も通常運転の役者・ニコちゃん。
「なんで???
今更返ってきても遅い!!!!!」
と言いながら、おもむろにパンツの状態を確認。
下に落ちたのを誰かが拾ってくれたのかなんなのか、確かにかなり汚れてる。
「かぁーーーーーーっつぉ!!!
ぽるこでぃーーーーおっ!!!!!」
でたーーーーー。
返ってきても尚、通常運転でキレるニコちゃん。
「どこぞの誰かが”自分のや”と思って持ってって、履いてみて”違いました”って戻したとか??
ぽるかまっどぉぉぉーーーーーんなっっ!!!!」
↑自分でイメージしてキレてます。
で、なぜか1着だけ返ってきてないことを伝えると、
「わかった。もういい。彼の戦略はもう理解してる(戦略!!!笑)。
あっちがそう出るんなら、自分ももう1着取りにいく。
一番好みのやつを!!!」
他人のパンツの中から選ぶな!!!!!
「そんなことしないでよ、4着返ってきたんやからいいやんか!」
って言っても、
「いや、取りに行く。絶対に選びに行く。
向こうが1日取ってたんだから、自分も取って”あぁ間違ってましたーすみませんでしたー”って次の日に返してやる!!!」
無駄や、子どもの発想か。
頼むからやめてくれ。
そんなニコちゃんでしたが、4着返ってきて嬉しかったのか。
「汚しやがって!!!」
ってキレてたわりに、そのままそのパンツを履いて出勤していきました。
今日はノーパンじゃなくてちょっとほっとした。笑
よかったね、ニコちゃん。
彼がかーーー!!っとなってキレてる記事を読んで心配してくれる友達。
「Natsumiの身の危険が!!!」
なんて言ってくれますけども。
安心してください。
ニコちゃんは、生粋のイタリア人。
ニコちゃん曰く、
「おじいちゃんからも、父親からも、”女性には絶対に手をあげたりしてはいけない。女性は守らないといけない。”って教育されてきた。
だから僕は、何があっても女性に手をあげることはできないんだ。」
ですって。
確かに、イタリア人は本当にみんな優しい。
小さいころから、女の子にいじわるしたりすると親や周りから厳しく叱られるんだそう!
そして、マンマ(母親)は神様のような存在。
イタリア人が「マザコン」って言われる所以はここにあるんですね。
日本で「マザコン」ってかなり負のイメージですが、イタリア文化ではそれが普通なのでね。
「家の中で素っ裸で歩くことがある」
って普通に言ってるニコちゃん。
「え!!お、お母さんに見られるやん!!恥ずかしくないの!!?」
って聞いたら、かなりきょとんとして
「だって・・マンマだもん!恥ずかしいわけがないでしょ、なんで恥ずかしいの??」
えーーーーー
カルチャーショック!!!
N「え、逆にお母さんも素っ裸だったりするわけ??」
ニコ「そりゃそうだよ、バスルームでは」
N「!!?一緒にお風呂入るの!!?」
ニコ「一緒には入らないけど、何か用事があったら普通に入っていく」
N「平気なの!!?」
ニコ「だって、マンマだもん」
”だって、マンマだもん”
の一言でどうんかなる感半端ない。笑
うむ、イタリアンママンすごいな。
は!!
とんでったパンツの話から発展してしまった!!
とにかく、パンツは帰ってきたので(4着)安心してくださいって話です♡笑