イタリア人の2人。
イタリア人と出会う
この、二件目の宿に来た日の夜。
私がマーケットでたくさん買い込んで帰って来てキッチンでキョロキョロしていたら、たまたま居合わせた初めましてのイタリア人S(愛称サー)がニコニコしながら、
「このネームタグに、こうやって名前を書いて貼るんだよ!」
って教えてくれた。
この親切なイタリア人サーは、後でキッチンにやって来たこれまたイタリア人N(愛称ニック)とお友達同士。
二人でオーストラリアでのワーホリを経て、いったんNZに来たらしく、数日前にこの宿に寄ったところだそうなんです。
この後またオーストラリアに戻るらしい!
いやー、長友選手の結婚会見が記憶に新しい”アモーレ!”の国イタリアの男性。
すごく女性の扱いが素晴らしいと噂には聞いていましたが、ひしひしと感じます。
私は後にニックとの方が仲良くなるんですが、一般的に言われるイタリア人っぽいのはサーかな!
女性に対して、基本的にすごく丁寧。
サーはどんな女性が来ても平等に扱う。
絶対に悪い気を与えない。
さすが!噂には聞いてましたがほんとにイタリア人っぽい!
イタリア人は女たらしだとかよく言われてますけど、そうじゃなくて、女の人に対する意識が一般的に日本とは逆なんだろうと思います。
ちょうどサーが料理をしていて。
それはニックが釣った魚だそうなんですが、美味しいお料理を振る舞ってくれました!
バジルソースも、イタリア人が作ったらなんか本場っぽくなるマジック!!笑
美味しかった〜♡!!
で、キッチンでそのままみんなで話してたらニックと超盛り上がり。
何で盛り上がったかというと、釣りの話!
日本の釣りアニメにすごく影響を受けて、趣味が釣りらしいのですよ。
キャットフィッシュと言って、ナマズ?
巨大な、ポケモンの世界から飛び出してきたような、怪物みたいな魚を釣り上げてる写真を見せてくれて!!
ははー。
外国って魚の規模すごいなー!!笑
釣ったの海だって言ってんのに、私
「アマゾンリバー?アマゾンリバー?」
聞きまくりましたからね。笑
まぁ、魚の話もさることながら、いろんな話をしていたらやたら盛り上がって面白くて。
そんなニックに、
「この後一杯飲みに行かない?」
と誘ってもらったのは、魚で盛り上がる前の話。
ほぼ初対面でわけもわからない人と一緒には飲みに行けない。(きっぱり)
というわけで、断ったんですよ。
私は「日本語オンリー!」の名にかけて(そんないいもんじゃない)、英語はほんっとーのカタコト!
ま、経験上カタコトで数時間なんて、よくあることですけども。笑
でも、そもそもイタリア人も公用語はイタリア語なので、英語はオーストラリアのワーホリまであまり得意ではなかったそうな。
だから、言葉が通じないってのは何の問題でもないみたいです。
私が何度聞き返しても、日本語の翻訳にして何度も答えをくれる。
そもそも、ニックは人柄が超温厚でマイペースで優しいので(めっちゃミックス笑)、緊張感すらないので落ち着いて聞いていられる。
英語に困り果てていたけれど、この宿に来て出会った彼と話すことで、使っていない脳が絶賛活性化!
日本語と英語って、文章の組み立て順序が違いますものね!
そんな、お誘いを断ったニックと日本語オンリーの私が、翌日一日かけて出掛けることになるのですが、、、(つづく)