イタリア人によるイタリア料理
ここに住んでから、NZの頃よりはるかに料理をする機会があります。
とはいえ、私は簡単なものしか作らない(嘘つきました、”作れない”です。笑)。
いっぽうニコちゃんは、さすが!!
「特別料理が好き」というタイプではなく、
「当たり前に料理が出来る」
って感じです!
ニコちゃん特製”カルボナーラ”♡
皆さん、日本のカルボナーラって、
「玉ねぎ入っててー、ベーコン入っててー、クリーム使っててー、」
って食べ物じゃないですか?
ニコちゃんにこれを言ったら、
「ふっ。」
って、まじで鼻で笑われました。
本場のカルボナーラは、玉ねぎもベーコンもクリームも使いません。
ベーコンではなく、「パンチェッタ」を使います。
ちょっと高いけど、ベーコンとは全然違ってコクの塊ー!!!
そして、クリームの正体は、パルメザンチーズでした。
チーズを削って卵と混ぜます。
卵と混ぜる時の温度が肝心なんだって。
超濃厚でめっちゃ美味しいカルボナーラの完成です♡
お気に入りメニューです♡
ちゃちゃっとパスタ。
ラグーパスタ♡
これ、私の中でナンバー1メニューです♡
このソースを作るのに3時間くらいかかる、彼のグランマ直伝メニューらしい。
ソースは、セロリ・人参・玉ねぎを細かくみじん切りにして、ミンチとトマトソースと炒めます。
↑あっため方が超かわいいんですけども♡
これ、もう毎日でも食べたいくらい好き♡
しかも、パスタを選ぶ時もこだわりがあるらしく。
このラグーの場合は、全体的にしっかりパスタに味がつくように、パスタの表面にストライプ柄みたいなラインが細かく入ってるのを選ぶそうな。
スープにパスタを入れたりするときは、こういうラインが入ってないツイストタイプを選んだりするそうです(スープだから、絡める必要がない)。
ってな具合に、色々とこだわりを持ってるニコちゃん。
特にイタリア料理に関しては、相当なプライドとこだわりを持ってるー!!
こっちで食べたりするピッツァを、
「これはピッツァじゃない。”ピッツァに似せた食べ物だ”。」
って言い張ります(やたら本気です、なんならちょっと憎しみ感じる言い方します。笑)。
美味しいもの食べて笑って過ごすイタリア人にとって、「食」は相当大事なものなんですよね~!!
昨日は、チキンの丸焼き~♡
いきなりニコちゃん、お肉屋さんに行ってこの丸々チキンを買ってきた!
値段聞いたら、1羽9ドルだそう(相場しらないけど、私「安っ!」って思いました)。
イタリアでは結構、この丸ごとチキンを食べるそうな。
メルカート(路上マーケット)で買うらしい。
だいたい1人1羽、男性なら2羽食べることも!
このBBQの場合は、ナイフやフォークを使わないそう。
手を使って大胆に食べるそうですよ。
ちなみに私、半分でお腹いっぱいに!!!
すごいボリューム!!
ニコちゃんもやっぱり、私が料理嫌いだからって
「それがどしたの?」
くらいの感じだから相当楽♡
私が料理しようとしたら、
「ストレス感じるようだったら作らなくていいんだよ」
って言ってくれる優しい彼です。
日本のほら、
「料理できない女はちょっと。。(アラサーなら9割増し)」
みたいな伝統文化って、いったいなんなんでしょうね??
その根底って、
「女が料理するのは当たり前」
もっと言うと
「男の料理は女が作って当たり前」
って感じ??
だから日本って、こう、
見えないボーダーラインの塊で、それ以上上がり幅がないような感じがとことんするんだろうな。
私は、誰に聞かれようが
「料理?嫌いです♡」
って答える。
だって、嫌いなものは嫌いじゃないです??
嫌いなものをわざわざ好きになる必要ないでしょう?
「私スポーツ苦手」
とかってのと一緒。
料理好きな人が、ニコニコしてすれば超平和で幸せの図でしょ?
料理嫌いな人が、ストレス感じながら嫌々する料理って絶対美味しくない。笑
母親になることがあれば、それは「好き嫌い」の話ではなくなるので別ってことでね。
はっ!!!
NZのみならず、オーストラリアでもお供え物をいただくお地蔵さん現象です♡笑
美味しいイタリア料理をありがとう、ニコちゃん!!!