大塚国際美術館リポート♡
昨年の紅白歌合戦で、米津玄師さんがLemonを歌われた舞台、大塚国際美術館。
米津玄師さんは徳島生まれ(結構知られてなかった情報らしい)。
同郷の身として大変嬉しく思うのは、あの紅白以来、ここがすごいことになっているらしく・・
なんと、来場者数が以前の5割増しとのこと!!
何が嬉しいって、これを機に、あの美術館の素晴らしさに皆さんが触れてくれるようになったこと!
私は以前からこの美術館が大好きで、何度か足を運んでいます。
入場料が3000円以上するのでなかなか気軽に行けるってわけではないんですが(日本一高い美術館だそうです)。
すべてのアートが陶板で作られているため、触ることができます。
そして、2000年くらい劣化することなく保存できるんだそうです!
「なーんだ、ぱくりやん、偽物やん」
って言う方もいらっしゃいますがね。
私としては、
「世界のアートがこんな片田舎に集結して、一気に見られるなんてすばらしいじゃない!!」
って思うわけですよ。
世界に出ていく思いを考えると、あれだけの作品数が見られて3000円は安い!と思います。
しかも、規模・広さが半端じゃない。
確か4kmくらい歩くんだっけな(うろ覚えです)??
朝から行かないと、すべての作品をじっくり見ることは不可能です。
いや、じっくり見るんなら1日じゃ足りないくらいなんです。
・・・と、前置きが長くなりましたが。笑
そんな、地元にある大塚国際美術館に、アートの国に生まれたニコちゃんを連れて行きたくなりまして!!
Natsumiプレゼンツで、母とニコちゃんと3人で行ってきました♡
先ほど申し上げた通り、今ここは米津さん効果でたっくさんの人が訪れています!
結構止められる駐車場もいっぱい!
駐車場の隣にある鳴門の海に感動するニコちゃん!!
駐車場からシャトルバスで美術館へ。
長いエスカレーターを登って行き、まず初めに入るのはこのシスティーナホール。
ここが、米津さんが歌われた場所なんですねー(イタリアいたので見てないけど。笑)。
このシスティーナ、本物はニコちゃんの生まれたイタリアにあります!
ニコちゃんにとっては見慣れた教会の感じでしょうけれど、ニコちゃんもまさかこんなところがここ徳島にあるなんて思ってもみなかっただろうな。。笑
残念だったのは、イタリア語のガイドが一切なかったこと。泣
ガイド(冊子含む)は、英語・中国語・韓国語のみでした、確か。
ま、ニコちゃんは英語話せるのでいいけど、イタリアの方がもしここに来た時説明がわからないのは残念だなーと思いました。
逆に私たちは超ラッキーな思いをさせてもらいました。
何故なら、アートに詳しいニコちゃんが、from ITALYの絵画の説明をしてくれるからです♡笑
ガイドや冊子に載ってない細かい時代背景や歴史なんかも説明してくれる。
アートが好きなのは知ってたけど、こんなに詳しいとまでは知らなかった!!
それを私が母に日本語で説明する、という流れ。
難しい単語もあるのですべてがすべてを理解・説明することはできないけれど、
1年前の私じゃ想像もできなかった未来がここにあって、自分でびっくりしたりなんかして。
あの頃の私にはとても想像つかなかったなぁ。
「right」と「light」の発音の違いはもちろん、簡単なフレーズすら知らなかったし話せなかったし。
あー、1年てすごいなー、1年あったら何でもできるなー、と、そんなことを思ってました。
モネのコーナー。
モネは、ここ徳島にいたころがあるそうですよ!
ゴッホのひまわり展をしていたので、ひまわりがいっぱいありました♡
私が一番私らしいと思うひまわり♡
ああかわいい、ひまわり♡
ここから、しばしアートの写真をお届けします!
(この美術館、基本的に写真撮影OKなんです♡)
ご存知の有名アート、結構あるでしょう?
↑あまりに写真の量が多すぎて、載せるのたった今断念!!笑
素敵な作品いっぱい!!
あの有名な、最後の晩餐。
修復前と修復後がありますが、私は修復前のほうが好き!
ニコちゃんが大好きなカラバッジョさんの作品。
私が好きなダリの作品。
くりむとー!
美術館って面白いのが、ベースに好きなアーティストがあるかは別にして、その時の気分によってピン!とくる作品が変わること。
だから私は、美術館に行って「お!」と思ったものを、可能であれば撮って、あとで見返します。
その頃の自分の心の中が見えるみたいで面白いんです♡
館内に何か所かレストランやカフェもあるので、ランチや休憩に使えます!
私たちはゆったりできそうなレストランを選んで遅いお昼にしました。
ここで初めてです、名前書いて並んだの。笑
すごい盛況っぷり!
庭園にお花があったり、ゆったりしてます。
結構な数のアートを見て、このへんで疲れてきますよー!
あ、そうそうニコちゃんハイライト。
もちろんアートといえばのイタリア。
ここにはfromイタリーの作品がかなりあって、ニコちゃんの顔は常に「ドヤァイタリーじゃぁ!!」って感じだったんですね。
話せば長いですが、イタリア人のニコちゃんはフランスがちょっぴり苦手。
これは長い長い歴史とニコちゃんの経験により構築されたものでしょうが。
ここまで見てきたアートで、fromルーブル美術館の作品が結構あってですね。
そりゃあの有名なルーブル美術館なので、ふっつーに「おぉルーブルか」って感じの私とは裏腹に、
「はぁ。。。」
とため息から始まるニコちゃん。
なんだなんだと聞いてみると、
「もともとはイタリアのアートなのに、フランスが盗んでいったものもかなりあるんだよねー。」
とのこと。
私は詳しいことはわかりませんが、イタリアの人は古き良き自国の文化を誇りに思ってる人が多いので、そんな誇りのものを盗んでいったフランスのことを(「盗んでいった」という表現が適正かどうかはわかりません)よく思ってないのかなー。。
そんなニコちゃん。
fromルーブルのアートを見るたびに
「またルーブルや!!」
と、小言を言っては離れていきます。。
2~3回ならあれですが、まールーブルの作品はもちろん多いので、その回数めっちゃ多くなりまして。。笑
だんだんウケる私と母。笑
「ニコちゃん、これルーブルやでー!」
と、こっちから教えに行ってニコちゃんの「はぁ。。」にツボる私たち。笑
そんな場面もあったり、
あと、ニコちゃん、結構感想がシビアなんですね。笑
好き・嫌いがはっきりしているのと、太陽星座であるおとめ座がきいているのか批判的な面も(、という私もおとめ座です♡笑)。
皆さん、このアートについてどう思われます??
ニコちゃんは、真っ先にこれを見つけ、後から歩いてきた私と母に
「はぁ。。。これ見てよ」
と、苦笑いの諦め顔をして、片手をパーにして「こちらをご覧ください」のポーズをした。
見た私たち、同時に爆笑。笑
だって、超青いもん!!
オンリーブルーやもん!!
キャンバスいっぱいの青!!!
「だーりん、これをアートって呼ぶと思う!?」
と聞かれて私は戸惑った。。笑
言いたい気持ちはわかるけれどさ、ね。
アートって、時にその絵の説明があって初めて生きるものだとも思った機会でした。
なんなら、このアートのためにコーディネートした勢いの私の服装な。笑
ゴッホの七つのひまわり展を見て、
美術館の帰りに、鳴門の道の駅でおすすめの魚屋さんでごはん食べて(この間外食編で載せましたね)。
いい一日になりました♡
これから徳島を訪れる皆様、もしよろしければ一度足を運ばれてみてはいかがでしょうか?
日本にこんな場所あったんだー!と思ってもらえるかもしれません♡
以上、ニコちゃんと行く大塚国際美術館レポートでした!