予約とフェスとフォーク。
ばったり遭遇するなんて!
大きな木の下で、あまりにも青空と風が気持ちよくてウトウト。。
突然ニックがハッ!として、
「そうだ、16時までに行かなきゃいけないんだった。。」
と用事を思い出したらしく、木に名残惜しそうに別れを告げた。
一緒に向かったのは、スカイタワー。
…のB1F。
アクティビティの予約カウンターにいたのは、サーだった!!!
「え、なんで!?なんでサーがいるの!?」
とニックに聞いても、
「さぁ?なんでいるんだろうね??笑」
みたいな感じでけろっとしてるし( ゚Д゚)
も、もしかしてニックも、シンクロよく起こす人なのかな。。。
すごすぎるけど、このシンクロ!!!!!
…だいぶ後から気付いたんですが、多分ここで待ち合わせしてたんでしょうね。笑
サーが見ていたのは、アクティビティのパンフレットだった。
あぁ、そういえば二人、どっか遠くに行くって言ってたなぁ。
NZには、自然を生かした壮大なアクティビティが多数。超充実しています。
ま、私はこういうの苦手だから無縁だけどねー。
ニック「Natsumi、一緒に行こう!」
( ゚Д゚)!!
ニックが持っているパンフレットには、「どー考えても登るのも降りるのも大変そうなのに笑顔の人の写真」が載ってる。
えーーーと、
運動音痴って英語で何ていうんだろうな。。
隣のニックは楽しみそうにニコニコしてるし、サーもヘイトゥギャザー!な感じ。
私は心フル回転でちょっと考えた。
苦手と言って敬遠してちゃ、新しい景色は見えないだろうしなぁ。
まぁ、NZオークランドにいてシティばっかで飽きちゃうし、
一人じゃ絶対に参加しないことだし。。
えーーーい参加しちゃえ!!
という考えに行き着き、
「オーケー!私も行くよ!」
と答えると、2人ともにっこりしてくれた。
明日のアクティビティには3人で参加することになった。
覚悟を決めた。
えーい、為せば成る!!!←大袈裟に聞こえるでしょうが、私はそれくらい運動ダメなんです。。笑
でね、このアクティビティのツアー代って決して安くないんですよ、コミコミ200NZDくらい。
のになんと、ニックが私の分を出してくれることに( ゚Д゚)
「大丈夫、Natsumiは財布要らないよ!」
え、なんだってーーーー???
これってイタリアのお国柄なの??
でもそれならサーも同じことしてくれるよなぁ。。
さっきのレストランでも同じこと言ってた、「財布要らないよ!」って。
なんてスマートなんだろうか!!!
お言葉に甘えて、
ニックありがとう!!!
ミュージックフェスに行く
サーが今からミュージックフェスらしきものに行くというので、3人で行くことに。
公園でフェスとか、すごい楽しそう!!♡
英語が流暢に使えたら、サーみたいに気兼ねせず、いっぱい人に道を尋ねられるのになぁ。
なんて、サーの英語力とコミュ力を尊敬しながら歩きました。
フェスやってるのは、さっきのヴィクトリア公園と真逆で、だいぶうろうろと歩きやっと到着(軽く1時間以上歩いてた)!
ここもまた素敵な公園。
NZの公園に病みつきになってます♡
すごい、人・人・人ーーー!!
さすがミュージックフェス。
色んな恰好をしてる人がいて楽しい!!
ビールでも飲もうか!ってなったんですが、どうやらビールは売っていないようで。
↑無料で配ってたエナジードリンク。
3人とも、味はかなり微妙でした。笑
ステージでは皆さんロックを奏でています。
私も早くどっぷり音楽したいなーーーー!!!
という気持ちを掻き立ててくれました!
パスタとカクテルと
マーケットに寄り、明日のごはんを買い出し、宿へ帰る。
半日ずっと英語浸け&歩き続けで疲れたので、ちょっと寝て。
ニックからのコールで起きキッチンに行くと、サーがパスタを作ってくれていた。
サァァァァーー!!!ありがとー!!!!
昨日に引き続き、今日はイタリア人特製バジルパスタ!♡
パスタの固さがちょうどいいんですよ♡
サーってもうほんと頼れるお兄ちゃんタイプ!
みんなが楽しいために動ける人。
逆にニックはそういうとこ上手く甘え乗っかれる人(いつもサーがごはん作ってたし。笑)。
二人の性質が違うから、超バランスとれているんですね!
二人ともほんと、素敵な人柄。
フランス人女子と4人で食事していたら、同じ宿泊客の女性がツカツカッと歩いてきた。
まったり食事している私たちと比べ、彼女は非常にツンツンしていて、高いヒールのサンダルでカッカッと歩きまくる。
異色な人だなーと、何気なくサーを見たら、いつもの穏やかな顔じゃない。。( ゚Д゚)
めっちゃ嫌いな顔してるやんー!!!笑
でね、その女性が引き出しからフォークを取り出した時、一本フォークが落ちたんです、床に。
私たちの感覚なら「絶対拾うだろ」って感じなんですが、その女性、ちらっと落ちたフォークを見て無視!!!
私たち4人とも「え。。」って空気に。
彼女は新しいフォークを取り出し、落ちたフォークはそのままの状態で、レンジで何かあたため待ちしてる。
サ、サーはどんな顔してるんだろうかとチラ見したら、それはそれはすごい形相で彼女の背中を睨みつけてるーーー!!!( ゚Д゚)
普段の穏やかな顔つきとあまりに違いすぎて、めっちゃおかしくて私たち3人おんなじ顔でニヤニヤする。。笑
ぷぷっ!って空気の中、突然サーが
「フォーク落ちたけど拾わないの?」
って彼女に投げかけた!
彼女の反応はというと…
完全無視!!!
サーがもう一回同じセリフをぶつけた。
彼女、再び完全無視!!!!!
ぜーーったいに聴こえてるのに!!
( ゚Д゚)つよーーーー
彼女はあたため終わった物と一緒に去っていった。
サーはめちゃくちゃ怒っていて、
「あいつまじでクレイジーやわ。じゃあこのフォークは誰が拾うねんって話やで。あー胸糞悪いわー!!!」
ってなかんじのことをイタリア語で言っていた(妄想関西弁訳・Natsumi)。
ニックは「わかるわかる、けどまぁまぁまぁ。」と穏やかに促していました。笑
普段穏やかで寛大なのに、いざって時はっきりしてるサーの性格好き!!
その後、ニックと近くのバルに飲みに行き。
土曜の夜だから賑わってました!
美味しいロングアイランドアイスティーをごちそうになりました!
イタリア人は、はじめに飲み始めたのをずっとおかわりするのが主流だそう!
ワインでも、「今日は赤」とかって決めているらしい。
ノープランでちょっと散歩のはずが、ほぼ1日をともにすることになった。笑
「スピードラーニング」ならず、ヒアリングだけじゃなくスピーキングがとにかく大切!(By.同じ宿だったTさん)らしい英語。
しかし、こんな文法無視、英語の語彙もない私に付き合ってくれて本当にありがたいよ。
さて、翌日はいよいよあの謎のアクティビティです。。。びびる